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美人のつくりかた 展

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●広告としてのポスターとそれを印刷するのに一番適した平版印刷術は、日本ではほぼ同じ明治時代に導入、実用化されました。本展では、この「広告」と「印刷」という二つの視点で、明治末期から昭和戦前期までの広告ポスターとその原画など合わせて約160点を紹介します。(印刷博物館HPより)

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電通のビルを丸くしたような(?)この建物が、印刷博物館が入っている凸版印刷の小石川ビル。こんなに立派なのに、本社ではないとわ…。
2000年に100周年記念事業の一環で設立したものだそうです。

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カッコいいオブジェの看板が、出迎えてくれます。

印刷博物館、以前も来た事がありますが スッゲー面白いです。
ここに来れば、印刷のことが殆どわかります。
活版印刷や平版印刷、版画まで、その歴史や手法が 目で見て学習でき、大変勉強になります。当時の機械も見る事ができ、大変感慨深くなるとです。
昔の技術って、凄過ぎ…!!! 版下を作るにしても、文字を組むにしても、刷って出版物にするのも、全て手作業。そんなのこんぴーたーが無い時代だから当然なのですが、今これをやれと言われたら、何年も練習しなくちゃこんな仕事は出来ますまい。全て手作業で作った印刷物は豪華で味がある…。
人間の技術は、明らかに衰退に向かっている。
嗚呼、現代人よ こんなんじゃ駄目だぞ…!!

で、本題は『美人のつくりかた 展』であります。
当時のポスターは、内容に関係なく女性画をビジュアルに起用していました。
鮮やかな色彩や、アールヌーヴォー・アールデコから影響をふんだんに受けたであろう 表現の大胆さ。巧みな技術、モダンなレイアウト…。それらは人の目を惹きつけて止みません。ただの商業ポスターではなく、ひとつのインテリアとしてその空間を彩っているのです。製品と女性がミスマッチで逆にシュールになってる作品もあったり。当時の人のセンスって秀逸。
あー、こんな仕事がしたい…。←本音(笑)

当時の最先端の技術をもって作られたポスター達。いま見ても、色褪せる事なく 彼女達は微笑み続けています。
明治、大正、昭和初期の日本のモダニズムの文化が花開いた時代。ここから ほんの数年も経たぬうちに、戦火にまみれて消えてしまう事を思うと、胸が痛くなります。
でも すぐに消えてしまうからこそ、ギュッと凝縮されて輝いているように思えるのかも知れません。時の流れは、非常に残酷である…。


時代に流されては、いけませんよね。
利便性ばかりを追い求めて ロマンをないがしろにするのは、愚かだと思いませんか…。
昔に戻るのは無理な話。けれど、便利な世の中になり 時間が短縮された今 残った時間でするべき事があるのではなかろうか。
無駄なものを排除し、利便性を求め、余暇ができて…。この事を皆望んでいた筈なのに、どうして人の心は荒んでいくのか?
ただの無いものねだりか、平和ボケか…。
何故かそんな事を考えてました。

兎に角、我が国日本の未来に幸あれ。
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