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平成25年12月大歌舞伎

歌舞伎鑑賞が趣味です。

なるべく、何かしら月イチで観るようにしています。
(劇場に足を運べないこともありますが)

せっかく観たのに日記に書かないのは勿体ないので
自分のための備忘録として
記憶を遡ってブログに記していこうと思いたちました。

注:備忘録の自分メモのため、基本箇条書きです。
読みづらく、わかりづらいことも多くあると思いますがご容赦を。
興味の無い方はスルーして下さいね。




新・歌舞伎座がオープンして半年…(2013年12月のころ)
ごった返していた劇場もそろそろ空く頃合いだろうと思い、
やっとこさチケットを取り、歌舞伎座に足を運びました。

思えば、大看板が次々と鬼籍に入られたのも記憶に新しい。
ショックの傷も胸に抱えたままであります。


演目…

歌舞伎座新開場柿葺落
十二月大歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』

夜の部を鑑賞。


kabukiza_201312bf.jpg


122.jpg


12-2.jpg


五段目 山崎街道鉄砲渡しの場
     同   二つ玉の場
六段目 与市兵衛内勘平腹切の場
七段目 祇園一力茶屋の場
十一段目 高家表門討入りの場
     同 奥庭泉水の場
     同 炭部屋本懐の場
五段目
◇歌舞伎ならではの様式美と洗練された演出
 猟師となった勘平は、山崎街道で同志の千崎弥五郎に出会い、仇討ちの資金調達を約束します。一方、おかるの父与市兵衛は夜道で斧定九郎に襲われて殺され、懐の五十両を奪われます。それは、勘平の仇討ち資金を用立てるため、おかるを身売りした前金。しかし定九郎は、猪を狙って発砲した勘平の銃弾であえなく絶命。誤って人を撃った勘平は、慌てながらもその五十両を抜き取り、その場から逃げ去ります。

六段目
◇卓越した心理描写で勘平の悲劇を描く
 おかるを引き取りにきた祇園一文字屋のお才の言葉から、昨晩撃ち殺したのが舅の与市兵衛と思い込む勘平。そこへ現れた不破数右衛門と千崎弥五郎、姑のおかやに詰問された勘平は、罪を吐露して腹を切りますが、真犯人が定九郎であったことが判明します。疑いの晴れた勘平は、仇討ちの連判に名を連ねることを許されると、安堵して息絶えるのでした。

七段目
◇遊里情緒あふれる華やかな一幕
 祇園で遊興に耽(ふけ)る大星由良之助のもとへ、おかるの兄の寺岡平右衛門が訪れ、仇討ちに加わりたいと願い出ますが、相手にされません。息子の力弥が届けにきた密書を、遊女おかると、師直と内通する斧九太夫に盗み読みされたことに気付いた由良之助は、おかるを殺そうとします。それを察した平右衛門は、自ら妹を手にかける覚悟を決めますが、由良之助に止められます。事情を知った由良之助は、おかるに九太夫を殺させて勘平の仇を討たせると、平右衛門を連判に加えます。

十一段目
◇爽快感に満ちた大団円
 由良之助率いる塩冶の浪士たちは、主君判官の仇を討つべく、師直の屋敷に討入ります。家臣らとの激闘の後、炭部屋に隠れていた師直を追い詰めた浪士たちは、遂に本懐を遂げるのでした。

(歌舞伎美人より引用)


ーーーーーーー


仮名手本忠臣蔵は、言わずもがな義太夫狂言の傑作であり、
日本人ならば誰でも題名くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

元禄15年 赤穂浪士の復仇事件が題材となった作品です。
12月といえば忠臣蔵。
あぁ、もう今年も終わりかァって感じがします。

この12月大歌舞伎は、気がついた時にはもうほとんどチケットが無くて
松竹チケットwebを粘ってキャンセル待ちを狙ってようやくゲットしました。
さすが、仮名手本忠臣蔵。人気があるなぁ…

そしてなぜか私が観に行ったのは夜の部。導入部分がわからない。笑 
でも大体、話の筋はわかるので あらすじを読んで補完するとします。
今回、夜の部を選んだ理由は
玉三郎様のお軽と、最後の討入りが観たかったからです。
やはり、美女とドンパチ。
名作と言われるものには、必ずこの2点がある。(?)

●勘平役は染五郎さん。(元気になってよかった)
美しい所作とピリッとした佇まいに、ホウ…っとなる。さすが高麗屋。
いろいろあって、切腹(無駄死に)してしまう勘平なのですが
私の隣に座っていた女性が泣いていました。
きっとお染ファンなのでありましょう。
私は「皆がもっと早く舅を検死してりゃこんな事には…勘平お気の毒に…;;」
と心の中で不条理を嘆いていました。(元も子もない 笑)

●玉三郎様のお軽は、本当にこの世のものとは思えないくらい美しかったです… 
腰元から、勘平の妻になり
仇討資金のために身売りをした、遊女・お軽。
(身分高めガール→身売りして遊女の転落パターンが、歌舞伎には結構みられる)
夫を助けるために自らを売ってお金を作ろうとする献身的な心優しいお軽。
玉三郎様は、遊女の姿をしていても、慈愛に満ちて、まるで観音様のよう。。

●ラスト、大団円・討入り。
これのために、今まで我慢してたってのもあります。
爽快なまでの立廻り、殺陣(たて)、多幸感。鬱憤を全て晴らすかのように。

題名に仮名手本とつくのは、浪士が47人で各々にいろは仮名一文字を当てはめたから。
なので、浪士たちの背中にはいろは仮名一文字が書かれた札(?)がかかってました。
それがなんかもう、激しい殺陣シーンとのギャップもあり すごくかわいかったです。




最後に、大好きな立川志の輔さんの『忠臣ぐらっ』を貼っておきます。



落語には、忠臣蔵を真正面から扱ったネタは無いらしい。
なぜなら格好良過ぎて落語にならないから。

志の輔さんが自ら考え紡ぎ出した
ハラハラドキドキ、くすっと笑える、別ベクトルの忠臣蔵です。
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