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浮世絵にみる意匠ー江戸の出版デザインー

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太田記念美術館は、
ラフォーレ原宿の真裏という、都会の喧騒のどまんなか好立地に
ひっそりと佇む浮世絵専門の美術館です。

其所だけはまるで結界を張られているかのように、雅で静かな別空間。

靴を脱いで鑑賞する決まりもあって、
まるで普通にお宅へお邪魔しているかのよう。
リラックスして相見える浮世絵たちと、距離もぐっと縮まる。


浮世絵にみる意匠ー江戸の出版デザインー

という心惹かれる企画展が開催されていたので行ってきましたよ。

江戸時代には『デザイン』という言葉は無かったけれど
どうすれば人の目を惹くのか、喜んでもらえるか、売れるのか、
絵師は本能的にわかっていたんだろうな。

『浮世絵』という存在が、すばらしすぎる。

木版画の多色刷りだという途方も無い苦労…。
江戸の人のプロ根性、おそるべし!

これがまた、国内では全く評価されなかったってのが
解せないってものよ…!!

ハイクオリティの出版物があまりにも大量に溢れてると
感覚が麻痺してくるのかもしれん。

漫画もアニメも、似たようなものか。

島国ぜいたくなていたらく。


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今回の企画展、非常に愉しめました。

日本人はつくづく、
グラフィックデザインに向いてるんだな~と痛感しました。
(Gデザイン科出身なもんで…笑)

江戸の人のデザインセンス、クール!ハイセンス!
こんな配色ありなのねん!
こんな構図やっちゃうのねん!!

デザインはアイデアなんだよ、と昔習った言葉を反芻いたしました。

やったもの勝ちなんだ世の中は。


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構図が完璧すぎる…。
絵の中に別にコマを入れるなんて。
それも全然おかしくない!自然!

江戸の人、アイデアセンスがニクい。
ロックンロールを感じる。


完璧なまでの匠の技と、信じられないくらいの線と色の美しさと、
サービス精神あふれる遊び心。

普段わすれかけているような何かを思い起こさせる展示でした。



浮世絵にみる意匠ー江戸の出版デザインー
2011年2月1日(火)~2月20日(日)

太田記念美術館

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10 
TEL: 03-3403-0880
午前10時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで
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| 芸術鑑賞 | 00:44 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

絵のコトは
よく分かりませんが

浮世絵は
時間を忘れて
見入ってしまいます…

| 安蔵公園 | 2011/03/07 22:22 | URL | ≫ EDIT

コメント遅れてすみません!

絵の事がわからなくても、浮世絵に心を奪われるのは
“大衆向けのコマーシャル”だったからでしょう。

庶民との距離がとっても近いのです。

| Rin | 2011/03/19 20:55 | URL | ≫ EDIT















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